加賀市バイオエネルギーセンター構想
これまでの経緯
加賀市女性協議会、なっぱ会、資源エコロジー事業協同組合及び加賀市による加賀市内で排出される生ごみ等の一般廃棄物を回収・リサイクルする取り組みは、1982年の家庭系廃食用油の回収から始まり、2004年からは学校給食残さの堆肥化、2005年からは家庭用生ごみの堆肥化等が行われきました。この結果、一般廃棄物を年間5,000トン弱減らすことができ、平成20年には市内のごみ焼却場が、一カ所停止され、行政負担を年間1億円抑制させるとともに、年間515トンの二酸化炭素削減効果を生み出しました。
「良心の市場」に基づく新しい社会システムの発信
ごみの分別等、これまでの「市民の良心による活動(ボランティア)」により行政コストは大幅に削減できました。また、二酸化炭素の排出削減、地産地消による輸送コストの削減などを通じて、私たちは、従来の効率性のみを追求した経済システムから脱却した、持続可能な「新しい経済社会メカニズム」を加賀市で実現する可能性が見えてきました。国庫や市民の新たな税負担(新たな投資)を強いるのではなく、市民の良心ネットワークが、行政コストを削減させ、それを市民の暮らしの向上へと市民に還元されるメカニズムです。
「バイオエネルギーセンター構想」は、この新しい経済社会メカニズムの元で実現する構想であり、さらに、こうした次世代に負担を残さない経済社会システムを加速させる取り組みです。私たちは、新しい社会システムである「良心の市場」構想を、国内外に広めることができます。それは、75,000人の加賀市民の誇りとなることでしょう。

